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琢磨、トロロッソへまた1歩前進 [FORMULA 1]

今シーズン、スーパーアグリのF1撤退によって、シーズン途中でF1のシートを失うことになった佐藤琢磨ですが、9月末にスペインはヘレス・サーキットで行われたスクーデリア・トロ・ロッソのテストに引き続き、11月に行われるスペインはバルセロナにあるカタロニア・サーキットでのテストへも参加が決まりました。

前回のテストでは、午後からの雨によって午前中のみの短いテストとなったわけですが、今回は、17日と18日の2日間の日程が組まれているとのこと。

現在、琢磨のトロ・ロッソ入りのライバルとして上げられているのは、現トロ・ロッソ・レギュラードライバーである「セバスチャン・ブルデー」、そして親会社であるレッド・ブルの若手ドライバー育成プログラムによって着実にステップアップを遂げてきた「セバスチャン・ブエミ」、アイルトン・セナの甥っ子でブラジル人という事もありホンダに急接近中のドライバー「ブルーノ・セナ」、そしてそのブルーノがホンダ加入が決定すると追い出されてしまう「ルーベンス・バリチェロ」の4人。

この中で、ブルーノ・セナに関しては、現在ホンダはブラジルの大手石油メーカーであるペトロブラスとの大型スポンサー契約の獲得という事もあり、ほぼホンダ入りが決定しているようなもの。

となるとバリチェロがやって来てしまうのですが、トロ・ロッソの来期ドライバー希望条件は、(1)若手とベテランの組み合わせ、(2)持参金(10億円とも言われている)やスポンサーの持ち込めるドライバー、(3)速い、の3つ。となると、やはりベテランドライバーとして前回テストで好評を受けた琢磨ですが、バリチェロにはベテラン具合では当然かなわない訳ですが、琢磨の高いフィードバック能力やモチベーションの高さを見せることが出来れば希望は持てるでしょう。ネックは(2)の持参金とスポンサー。琢磨のキャリアから言って持参金は期待できないし、当然我が国「日本」には佐藤琢磨を気合いを入れて応援してやろうという企業はありません。というか世界的にコンシューマー市場に打って出るような企業が日本にはないというのが最大の理由かもしれませんね。

とにかく、今回は2日間のテスト参加という事で、非常に、非常に期待しております。どうか琢磨を宜しくお願い申し上げ候。


タグ:F1
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