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2008 FORMULA 1 SINGTEL SINGAPORE GRAND PRIX [FORMULA 1]

初開催にして史上初めてのナイトレースとなったシンガポールグランプリがついに開催されました。

初日からドライバー達にはかなりの好印象らしく期待大です。

ただし第10コーナーの縁石が超危険とのご指摘。

FP3をCS放送にて確認しましたが、何か縁石の上にどでかいボンレスハムみたいなのが乗ってます。

コーナーの形からして、ド素人が考えたとしても、縁石にガン乗りするのは直ぐ分かるんですが、そのてっぺんに巨大お稲荷さんが鎮座しているので、たぶん乗っかるとマシンぶっ壊れかねないような気が・・・

と思っていたところ、フォースインディアのフィジケラが縁石に深く乗りすぎて、その疑惑のコブに乗り上げてしまい、マシンが数十センチも浮き上がり、すっ飛んでいきました。当然壁に激突です。

この縁石そうとうやばいですが、これはこれで面白そう。いかにこの厄介者をパスできるか、ドライバーの腕が試されます。

その他にも全体的に超バンピーだと皆さん訴えているようで、ナイトレースという事もあって、ものすごい火花が飛び散ってます。一昔前のF1を思い出します。片山右京さん曰く、昔はもっとひどいコースはいっぱいあったよ。との事ですが、今の温室育ちのF1ドライバーには耐えられないようで、BMWのコンビはそろってレース終盤には車酔いしてい待ったらしい・・・

決勝ではアロンソのチームメイトであるネルソン・ピケ・ジュニアのクラッシュによって、セイフティーカーが入り、運良く直前にピットインしていたアロンソが1位をゲット。そしてウィリアムズのニコ・ロズベルグがガス欠でペナルティ覚悟のピットインで順位を大きく上げたものの、当然ながらストップ&ゴーの10秒ペナルティをくらいましたが、レース戦略が完全にはまり何と2位表彰台。

どちらも運が大きく関与してはいるものの、マシン自体に速さがあったからこそであり、アロンソは間違いなく速かったです。

しかし、フェラーリはもう終わってます。なんか前回も言った気がしますが、なんであんな事になるんでしょうか・・・。ありえない程にピットでの不祥事が多発しています。戦略も一歩も二歩もずれてる気もするし、何かホントにダメダメです。見ている方は話題に事欠かないのでいいんですけど、何かあんなチームに勝っても嬉しくない(私が勝ってるわけじゃないんですけど)。強くて完璧なフェラーリに勝つことに意味があるんですよF1ってのは。

強い巨人に勝ってことの勝利みたいな感じですよ。まじで。最近は巨人さんもイマイチですけど。いつの間にか首位ですねぇ~頑張れタイガース!!!


佐藤琢磨×スクーデリア・トロ・ロッソ [FORMULA 1]

イタリアのF1プラーベーターNo.1チーム「スクーデリア・トロ・ロッソ」が今シーズン最後のテスト 兼 来シーズンのドライバー候補オーディションを行いました。

チームの来期ドライバーは未だ決まっておらず(まぁどこも決まってないんだけど)、現ドライバーの「セバスチャン・ベッテル」は、来シーズンから親チームの「レッド・ブル・レーシング」への移籍が決まっています。またもう一人のドライバーである「セバスチャン・ブルデー」は残留と言われていますが、シーズン後半を迎えた今、良い人が見つかれば直ぐにでも交代か!?と言われてしまうような状況に落ち込んでいます。

そんな中、テスト2日目に、今春F1からの完全撤退を決めたスーパーアグリF1チームの元ドライバであった「佐藤琢磨」が参加いたしました。

午前中はかなり良い感じでドライブをし、フィードバックも「さすがベテランだけの事はある」とチームから賞賛されたようなのですが、午後から雨が降ってしまい、今回のテストではウェットコンディション用のテストプログラムがないことや、初めてSTR3に乗るドライバーをウェットで走らせるようなリスクは負えないという事で(まぁそれは当然だ)、早々とテスト終了。

ちと残念な結果ではあるものの、午前中のテストでは最大限にアピールできたようなので、とりあえずは温かく見守ろうと思います。

しかし今回のオーディションには、トロ・ロッソの親チームである「レッド・ブル・レーシング」の若手育成プログラムの最重要人物である「セバスチャン・ブエミ」が琢磨のライバルとして参加しており、トロ・ロッソが彼を受け入れない理由はほとんどない事から、琢磨がチャンスをつかむには、トロ・ロッソの現ドライバーである「セバスチャン・ブルデー」との交代となるわけですが、ここへ来て、バリチェやハイドフェルドなども来シーズンの契約延長がなさそうな雰囲気が飛び交っており、琢磨のライバルは山のように増える一方。是非ともチャンスをつかんで欲しいものです。お祈り申し上げております。

それにしてもまぁ、トロ・ロッソは「セバスチャン」が大好きなんですねぇ。セバスチャン・ベッテルにセバスチャン・ブルデー(ちなみにセバスチャン・ボーデはブルデーの事です。英語読みか母国語読みかの違いです)、そしてセバスチャン・ブエミ・・・。只今F1勉強中の人には最難問な事間違いないと思います。F1業界では基本的にファーストネームで呼び合うらしいのですが、こうもセバスチャンばっかりだと、どうなっちゃうんでしょうね。若い方のセバスチャン。メガネかけてるセバスチャン。新人のセバスチャン。

琢磨もセバスチャン・サトゥーにでも改名すれば、トロ・ロッソ入りも確実になるんじゃないかと思います。


F1第14戦イタリアGP(決勝) [FORMULA 1]

FORMULA 1 GRAN PREMIO SANTANDER D'ITALIA 2008

セバスチャン・ベッテルがついにやって参りました!!!史上最年少ポール・トゥー・ウィンです。

そして、スクーデリア・トロ・ロッソにしても、2008年シーズンのプライベート・チームNO.1に上り詰め、しかもそれがイタリアGPでの獲得です。そして、フェラーリエンジン搭載。

モンツァでフェラーリエンジン搭載チームが優勝し、イタリア国歌とドイツ国歌が流れる。まさしくミハエル・シューマッハ+フェラーリの如く、セバスチャン・ベッテル+トロ・ロッソが偉業を成し遂げることとなりました。いやほんとに素晴らしく思います。おめでとう。

スクーデリア・トロ・ロッソと言えば、明後日のテストにて佐藤琢磨がテストドライバーとして、来期のドライバー候補として乗ることが決まってますが、ここ最近のトロ・ロッソのパフォーマンスを考えると、こちらも大注目ではないでしょうか。たぶんないとは思いますけど、期待だけは大きく持っておきたいです。

今週末は全て雨だったので、全チーム真にイコールコンディションだと思われますが、フェラーリは全然ダメダメでしたね。トラクションが全然効いてないのが、ド素人でも見て分かる程。特に私の愛するキミ・ライコネン。どうしちゃったの?って感じです。最後の最後でライコネンらしさがグイグイ出てきていたようですが、時既に遅し。2010年までの契約が発表されたんですが、ん~もうあんまりやる気ないのかな~なんてちょっと思ったりもしますが、私的にはマイケルが後ろで口出してるのが、何て言うかチーム全体の纏まりを無くしているような気がします。どっちが代表?って感じしませんか?あんたがやればいいんじゃないの?って感じです。

そして、私の大好きなマクラーレン・メルセデス。車はすごく良いみたいなんですが、今週末のフルウェットコンディションでのセットアップは、トロ・ロッソには及ばず。ヘイキが予選では最速ラップを刻み続けていたんですが、ガソリンの量とかも見ると、決勝は晴れてトロ・ロッソ程度簡単に抜けるとでも思ってたんですかね?

まぁヘイキは良いとして、個人的にあんまりお好きでないハミルトン。今日も暴力的な走行で我が道を突っ走っていましたが、さすがにショートカットには敏感でしたね。あなたもう少し紳士になりなさいと思う今日この頃ですが、佐藤琢磨もデビュー当時はあんなんでしたね。来年辺りはマクラーレンに相応しい大人になって欲しいと願います。

次戦はついにやってきたシンガポールGP。なんと史上初のナイトレースです 。しかもこの時間帯はスコールが良くあるらしく、雨とか言うレベルじゃない土砂降りの上にナイトレースのライトアップでとんでもない事になるのでは!?みたいな色々楽しみな要素が満載です。後半戦も目が離せないですね。


F1第14戦イタリアGP(フリー走行3回目) [FORMULA 1]

FORMULA 1 GRAN PREMIO SANTANDER D'ITALIA 2008

今年もやって参りましたF1イタリアGP。

ちょいと2日遅れで、フリー走行3回目についてお届けします。

まず金曜フリー走行から降り続く雨が今日も続いております。

イタリア・モンツァサーキットはフェラーリのお膝元。先々週のテストもあったので、みんなしっかりセットアップを決めてきてるはずなんですが、この雨で車の能力差があまりなくなって、ドライバの力量が試されることとなりました。

最近巷では、フェラーリのエンジンが不正に改良されているのでは?とか言われていますが、この超高速サーキットで、しかもフェラーリのお膝元で、そのスーパーパフォーマンスが浮き彫りか!?なんて思っていたんですが、いったいどうなることでしょう?

フリー走行は、チームレベルに応じてやる目的が変わってくるので、一概に速いチームが速いとは言えないんですが、ここ最近グングン伸びてきている「スクーデリア・トロ・ロッソ」がここモンツァでもその早さを見せている模様。

トロ・ロッソはイタリアンチームなので、相当気合いも入っているだろうけど、やっぱりフェラーリのカスタムエンジンは相当良いらしく、本来ルノーエンジン用に開発されたレッド・ブル・レーシングのマシンにフェラーリエンジンを乗っけているにもかかわらず、本家を凌駕するパフォーマンスを見せています。

今年から2010年まではエンジン開発は完全凍結されており、まぁこの文字を見る限り「エンジンの開発は一切ダメ」との事なので、ルノーはお金がない事からも全てのエンジン開発を凍結してしまったらしいのですが、実はルノー以外の他のエンジン開発メーカー(フェラーリ・メルセデスベンツ・BMW・ホンダ・トヨタ)は抜け道を必死で探して数馬力の地道なアップデートを秘密裏に続けていたらしく、中盤前にして開発続行チームとルノーの間には大きな差が生まれてしまいました。その中でもフェラーリはやはりFIAとの繋がりが非常に強いので、抜け道を最大限に活用し、噂では30馬力ものアップデートに成功したとかしないとか・・・。

そんなことが関係するのかしないのか、トロ・ロッソはスーパーアップデートを後半戦もし続けているわけで、これはホンダやトヨタにとっては大ピンチな状況です。

今年のトヨタはかなりいけてるんですが、ダウンフォースを付け気味にしないと走れないので、もしこの雨が降り続けばまたしても表彰台獲得のチャンスかもしれません。期待が高まります。


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