TB-BH2Aの悲劇 [PC]
アイ・オー・データ機器の高速USBメモリー「ToteBagシリーズ」の最新製品である「TB-BH2A/8G/R(TB-BH2Aシリーズ/容量:8GB/カラー:RED)」を購入した。
何でこれかと言うと、旧製品というか、このシリーズの初期型「TB-BHシリーズ」の4GBを遙か昔から愛用していて、このUSBメモリーの実力はなかなか凄いものでして、シーケンシャル・リードで33MB/s、同ライトが23MB/s、ランダム・リードが33MB/sで同・リードが10MB/s(どれも私のベンチ結果で公称値ではありません)と優秀な結果が出ていました。値段の割には、書き込みが2桁行ってるってのが素晴らしいかと思います。
ただ、あの当時(あぁ懐かしい)は容量4GBってのが最大で、まぁ4GBもあれば十分な時代だったので特に気にしていなかったのですが、あれから数年、もう少し容量の大きいもの、2層DVDのISOが入るものが欲しいなぁと思い、後継品の購入を決意したのです。まぁ値段もあの頃に比べれば屁でもない値段だったし。
という訳で、TB-BHシリーズの後継品であるTB-BH2シリーズの後継品であるTB-BH2Aシリーズの8GB版を購入。この製品はメーカーによると「書き込みが高速」ってのが売りなようで、まぁ当然なんですが、2世代も新しいんだからさぞかし高速なんだろうと思って購入したんですが、それが悲劇の始まりでした。
早速、家に帰ってデータを入れてみたところ、ん~・・・、なんか遅くね?いくらデータ量が大きくなったからとはいえ、これってちょっとおかしいよね?と思い、CrystalDiskMark 3.0.0gを用いてベンチマーク取ってみました。
するとびっくり。
な、な、なんと、シーケンシャル・リードで31MB/s(ちょっぴり遅くなってね?)、同・ライトで7MB/s(って何じゃこりゃ!旧製品の1/3だと!)、そしてランダム・ライトは31MB/s(ってやっぱりちょこっと遅いし)、ランダム・ライトは1.8MB/s(っておい!)。
あれだけ謳われていた「書き込み高速!」は見る影もなく、なんか普通のUSBメモリーじゃん!って感じです。まぁマイクロソフトからある日突然送られてきた(たぶん何かのアンケートの景品?)USBメモリー(激遅)よりは速いけども・・・。
どうして新製品がこんなに遅いんだー!悲劇です。
という訳で、まぁ買っちゃったものはしょうがないって事で、我慢して使ってますけど、これから買おうという方は、出来ればショップの処分品のワゴンなんかに転がっている旧製品の購入をお勧めします。安くて速くて言う事なし(容量は最大で4GBなので、でかいのが欲しい人には無理ですが・・・)です。
悲しすぎるぜアイ・オーさん!
買っちゃいました人です。
まだ開けてないので返品しようと思いますが・・・
下調べは必要ですね・・・
by ポイントで (2010-09-30 14:01)
アイ・オーさんをかばう訳ではないですが、このスペックでも高速なことは高速なんですよね。
レビューサイトなんかを見ると、コストパフォーマンスが良いとか、そこそこ良い評価をもらってます。
たた残念なのは旧製品はもっと高速だったって事で、そこ基準に私が買ってしまったので悲しすぎることになっちゃってるわけです。
by けむし (2010-10-03 10:54)