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TB-BH2Aの悲劇 [PC]

アイ・オー・データ機器の高速USBメモリー「ToteBagシリーズ」の最新製品である「TB-BH2A/8G/R(TB-BH2Aシリーズ/容量:8GB/カラー:RED)」を購入した。

何でこれかと言うと、旧製品というか、このシリーズの初期型「TB-BHシリーズ」の4GBを遙か昔から愛用していて、このUSBメモリーの実力はなかなか凄いものでして、シーケンシャル・リードで33MB/s、同ライトが23MB/s、ランダム・リードが33MB/sで同・リードが10MB/s(どれも私のベンチ結果で公称値ではありません)と優秀な結果が出ていました。値段の割には、書き込みが2桁行ってるってのが素晴らしいかと思います。

ただ、あの当時(あぁ懐かしい)は容量4GBってのが最大で、まぁ4GBもあれば十分な時代だったので特に気にしていなかったのですが、あれから数年、もう少し容量の大きいもの、2層DVDのISOが入るものが欲しいなぁと思い、後継品の購入を決意したのです。まぁ値段もあの頃に比べれば屁でもない値段だったし。

という訳で、TB-BHシリーズの後継品であるTB-BH2シリーズの後継品であるTB-BH2Aシリーズの8GB版を購入。この製品はメーカーによると「書き込みが高速」ってのが売りなようで、まぁ当然なんですが、2世代も新しいんだからさぞかし高速なんだろうと思って購入したんですが、それが悲劇の始まりでした。

早速、家に帰ってデータを入れてみたところ、ん~・・・、なんか遅くね?いくらデータ量が大きくなったからとはいえ、これってちょっとおかしいよね?と思い、CrystalDiskMark 3.0.0gを用いてベンチマーク取ってみました。

するとびっくり。

な、な、なんと、シーケンシャル・リードで31MB/s(ちょっぴり遅くなってね?)、同・ライトで7MB/s(って何じゃこりゃ!旧製品の1/3だと!)、そしてランダム・ライトは31MB/s(ってやっぱりちょこっと遅いし)、ランダム・ライトは1.8MB/s(っておい!)。

あれだけ謳われていた「書き込み高速!」は見る影もなく、なんか普通のUSBメモリーじゃん!って感じです。まぁマイクロソフトからある日突然送られてきた(たぶん何かのアンケートの景品?)USBメモリー(激遅)よりは速いけども・・・。

どうして新製品がこんなに遅いんだー!悲劇です。

という訳で、まぁ買っちゃったものはしょうがないって事で、我慢して使ってますけど、これから買おうという方は、出来ればショップの処分品のワゴンなんかに転がっている旧製品の購入をお勧めします。安くて速くて言う事なし(容量は最大で4GBなので、でかいのが欲しい人には無理ですが・・・)です。

悲しすぎるぜアイ・オーさん!


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Windows 7 と WebDAV [PC]

相も変わらず Windows 7 では WebDAV が利用できない。正規の方法では。

これは Windows Vista から受け継がれた厄介な問題で、ネットワークの設定から「ネットワークドライブの作成」というマイクロソフトご推奨の正規ルートではWebDAVにアクセスできないという、何とも意味不明な不具合であり、Vista のリリース前から分かっている不具合なのに、いっこうに修正される気配のないバグにして、次世代OSである Windows 7 にもその伝統は受け継がれてしまっているようです。

何で修正しないのかな?とか思っているんですが、たぶんWebDAVを利用する人って、まあそこそこのスキルがある人であって、アイコンクリックでマウスでポチポチできないんだったらコマンド打って実行すればいいんじゃねえの?的な人が多いのか(かどうかは知らないし、私は出来ればスマートに人生生きたい方なので、コマンド打てるけどマウスでポチポチいきたい人なので)、その通り、コマンドで実行しちゃえば使えるんです。

net use w: http://www.hogehoge.com/

でOKです。[w:]はネットワークドライブをどこに割り当てるのかを指定。後ろのアドレスのところにWebDAVのサーバーアドレスを入力すればOKです。

これは Vista でも同様ですんで、Vista/7でWebDAV使えなくなってお困りの方は是非どうぞ。


STOP 0x0000007B でXPが起動しない [PC]

(追記)私の至らぬ文才が為に皆様にご不便をおかけしているようです。下記の記事にはかなり危険な操作が含まれていますので、自分に保険をかけるワケではありませんが、試される方は「捨てるよりかはマシか」くらいの気持ちでお試し、というか試して失敗すると元には戻らないので、ご覚悟ください。コメントの方にも目を通していただけると、少しはショボイ文章も理解しやすくなるかもしれません。

ノートパソコンがぶっ壊れてしまいました。ご臨終です。

電源ボタンを押しても、うんともすんとも言わず、全く何も動かなくなってしまった。BIOSすら立ち上がらないので、マザーボードがいかれてしまったのかな。

そこで、ノートパソコンから2.5インチのHDDを取り出して、2.5インチ変換アダプタにさらにIDEをSATAに変換するボードを装着し、昔使っていてHDDだけがないデスクトップに乗せてみたところ、Windows XPの起動時に「STOP 0x0000007B」エラーが出ちゃいました。

このエラーはかなり深刻で、HDDのブートセクターにウィルスが入り込んでいるか、HDD自体が壊れているか、もしくはハードディスクコントローラのドライバが正常に機能していないときに起こるXP至上で最も恐怖するブルーバックエラーです。

なぜ原因がこんなにわかっているのに恐怖なのかというと、まずこのエラーがXP起動時に発生するという事は、Safe Modeですら立ち上がらないことを意味している。つまりOSが起動しない状態で修復作業に入らなくてはならいのだ。

まぁとりあえずは、一番簡単なところからXPのインストールディスクで立ち上げて、回復コンソールを起動し、CHKDSK /FでHDDに論理エラーがないかをチェックする。エラーがあれば修復する。

これでも立ち上がらなければ、ハードディスクコントローラがエラーを起こしている率がかなり高い。私の場合はたぶんこれで、要は前のノートパソコン用のハードディスクコントローラーが起動時にシステムに読み込まれていて、新しいマザーボードのハードディスクコントローラでは前のドライバでは動かないって事なのです。

と、ここまではなるほどなあと言う感じなんですけど、で、どうするの?となるわけです。

ハードディスクコントローラの新しいドライバを導入するには、XPが立ち上がっていることが必須条件となるわけですが、先ほども書きましたが、起動時にブルーバックでXPが立ち上がりません。ん~どうする?

一応、マイクロソフトのWEBサイトに「Windows XP のシステム ディスクを他のコンピュータに移動した後に STOP 0x0000007B エラーが表示される」というのがありまして、それを参考にすれば何とかなる訳なんですが(マイクロソフトはサポート対象外となっておりますので、自己責任にて。)、ここに出てくる技術資料によりますと、まずHDDを入れ替える前のパソコンが起動する事が前提(もしくは全く同じシステム構成のパソコンが必要)でして、もう壊れてうんともすんとも言わない、しかもノートパソコンではダメダメであるのですが、何とかしてやろうといろいろ画策してみました。

ただしどうしても必要なのが、ちゃんと動くWindows XP(Vistaでも良い)とそのパソコンに先ほどの壊れたPCから取り出したHDDを取り付けられる事の2点。これができないとどうしようもありません。素直にHDDを再フォーマットしてOSを入れ直しましょう。

まず、正常に動くWndowsを立ち上げます。私は去年買い換えたVistaのデスクトップがあるのでそれを起動。そのパソコンに問題のHDDをIEEE1394の変換ボードを取り付けて接続しました。別にIDEでもSATAでもUSBでも何でもOKです。とりあえず中身が触れる状態にします。

次にマイクロソフトの資料によると、レジストリをいじくって標準のハードディスクコントローラーを強制的に読み込むようにレジストリを変更するわけですが、これが結構大変な作業でして、まず壊れたシステムのHDDを開いて「E:\Windows\System32\Config(外付けしたHDDがE:の場合)」を開きます。その中に拡張子のない「system」というファイルがあるのですが、これが修復するシステムのレジストリ本体になるわけです。

ただ、レジストリは基本的に立ち上がっているWindowsのレジストリしか編集できないようになっていて、他のシステムのレジストリは編集できません。これはマイクロソフト純正のレジストリエディタだけの仕様ではなく、どのレジストリエディタを使用しても同じです。

では、どうするのか?ですが、まず、レジストリエディタを立ち上げ(regedit.exe)ます。次に「HKEY_LOCAL_MACHINE」を選択した状態で、[ファイル]-[ハイブの読み込み]を選びます。ここから問題の「E:\Windows\System32\Config\system」を読み込むわけですが、この時「キー名」を入力するように言われるので、わかりやすい名前でテキトーに入れましょう。仮に「systemold」とでもしておきます。

これで、今実際に立ち上がっているOSのレジストリの「HKEY_LOCAL_MACHINE\systemold」に問題のレジストリが組み込まれるので、編集できるようになります。

で、ここからがマイクロソフトが公開しているハードディスクコントローラを標準に戻す方法を導入する訳なんですが、最重要事項がここで発生します。マイクロソフトの資料にあるとおりにレジストリの変更ファイルを作成してしまうと、今立ち上がっているレジストリが変更されてしまいます。

ですので、「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet」の部分を、全て「HKEY_LOCAL_MACHINE\systemold\ControlSet001」に置換しなくてはなりません。これをしないとこの正常なOSのシステムが壊れてしまい、最悪な状態に陥ってしまうので注意が必要です。

これを置換したregファイルを結合すれば、問題のレジストリが修正されるわけですが、このままでは今のシステムのレジストリに組み込まれた状態になっているので、もとのシステムに戻してやらなくてはなりません。

先ほど作った「systemold」を選択した状態で、[ファイル]-[ハイブのアンロード]を実行してやると、元の場所にレジストリが戻ってくれます。これで問題のシステムのレジストリが修正されるので、HDDを外して、もう一度新しいマザーボードに取り付けます。

これで新しいマザーボードで旧システムが立ち上がってくれるわけですが、とにかく標準のハードディスクコントローラーなので処理がめちゃくちゃ遅いです。ひたすらに我慢をしてじっと耐えていれば起動し、起動さえすればあとは新しいドライバーがPnPによって勝手に組み込まれていくわけですが、システム構成によってはネットからダウンロードしてインストールしてやらないといけない場合もあるので、USBメモリーにでもドライバーを一式いれてインストールです。

なんとか、新しいマザーボードに移行できて良かったよかった。一時はどうなるかと思いましたが、OSの再インストールもなく順調に稼働中です。ただノートがデスクトップになったのが痛いです。仕事用なので別にいいんですけど、邪魔で仕方ない。

まぁ新しいの買うお金が浮いただけありがたいと喜びましょう。

ちなみに、この方法がわかるまで、ひたすらに色々な方法を試し、ネットを検索しまくり12時間が過ぎてしまった。あぁパソコンってやっぱり難しいなあと思います。

 


VirtualBox 2.2.0にWindows 98をインストール(3) [PC]

VirtualBoxでWindows98が16色VGA表示しかできない件で、VirtualBox.orgのチュートリアルを眺めていたところ、以下のような記述を発見。

>3. Video driver integration.

>By default Windows 98 will run only in 640x480 resolution, 16-colors.

>If you want True color or high resolution, you need to download special drivers.

http://www.geocities.com/bearwindows/vbe9x.htm

>NOTE: You must install "Universal version", as "VirtualBox" version is known to have problems.

私の拙い英語力で訳してみますと、

>3. ビデオドライバーの調整

>Windows 98の標準状態では、解像度640x480、16色表示しかできません。

>もしTrueカラーやより高い解像度を使いたいなら、特別なドライバーをダウンロードする必要がある。

http://www.geocities.com/bearwindows/vbe9x.htm

>ノート:「VirtualBox版」は問題があるので、「ユニバーサル・バージョン」をインストールしなくてはならない。

なるほど。では早速上記アドレスよりドライバをダウンロードです。

とうぜん上記サイトも英語な訳で、またしても適当な英訳で読んでいくと、どうやら「Universal VBE20 version」というのがそれっぽいので、ゲットしてみました。

早速、ドライバーをインストールです。

何を入れたらいいのか全く分からないので、とりあえずOSに委ねてみたところ、互換性のあるドライバとして「VBE Miniport - Standard PCI Graphics Adapter (VGA)」というのがヒットしたので、これを入れてみました。

が、どうやら違っているようで、起動時にディスプレイの設定が間違っている的な指摘をされ、やっぱり16色VGAしか使えなかったりしています。

 ん~どうすればいいんだ?もっと英語勉強しとけばよかったよ。ホントに。

 


VirtualBox 2.2.0にWindows 98をインストール(2) [PC]

なんやかんやで2時間近くかかったVirtualBoxへのWin98インストールですが、最後の最後で躓きです。

セットアップが終了し、最後に再起動を即されるのでリスタートさせると

EMM386 not installed

のエラーが出現し、そのまま停止してしまう。

という訳で、再び起動ディスクよりDOSを立ち上げ、CONFIG.SYSを編集することに。

A:>edit c:\config.sys

該当行に編集を加えます。

device=C:\WINDOWS\EMM386.EXE NOEMS

赤文字が修正箇所となっています。

[ALT]+[F]キーでメニューを開いて「上書き保存(S)」でファイルを保存して終了。

再起動後、見事に立ち上げ成功です。

ただ、グラフィックス関係のドライバがないようで、VGAの16色表示しかできず。

またちょっと調べることが増えた。

やはりMS系のゲストOSを使うなら、VirtualPCの方が良いのかもしれない。


VirtualBox 2.2.0にWindows 98をインストール [PC]

仕事でどうしてもWindows98が必要になった。

そこでSun xVM VirtualBox 2.2.0を使用して、仮想PCを構築しようと思う。

で、早速VirtualBoxにWin98をインストールしようとしたところ、Win98起動ディスクの立ち上げで、CD-ROMドライブのドライバの読み込み段階でVirtualBoxが落ちてしまう。

なぜ???

と原因はさっぱり分からずで、ネットをぶらぶらしていると、「Windows 98起動ディスクを使用してCD-ROMドライブのドライバを読み込むとき、CONFIG.SYSに修正が必要」との情報を得る。

ん~なんで修正しないと使えないんだ???とは頭をかすめたものの、そんなことは言ってられないと言うことでさっさと修正。

具体的な修正箇所は

[CD]
device=himem.sys /testmem:off
device=oakcdrom.sys /D:mscd001
device=btdosm.sys
device=flashpt.sys
device=btcdrom.sys /D:mscd001
rem device=aspi2dos.sys
rem device=aspi8dos.sys
rem device=aspi4dos.sys
rem device=aspi8u2.sys
rem device=aspicd.sys /D:mscd001

上記赤色文字を追記するとのこと。

用は、いらないドライバを読み込まないってことのよう。(REMを付けた行はコメント扱いになるわけです)

では、早速再挑戦。

おぉ~見事に成功です。

が、またしてもトラブル。

今度はディスク2を入れたのに何の反応もない・・・。

なぜ???

とここはテキトーに色々やってみたところ、どうやらフロッピーの再マウントをしなくてはならないよう。

デバイスから一端フロッピーをアンマウントし、ディスクを入れ替えてから再度マウントすることで、ディスクの入れ替えに成功です。

やっとの事で(ここまで1時間も費やしてしまった)DOSの立ち上げに成功と言うことで、WIN98のインストールへ・・・の前に、まずは再度ディスク1を再マウントし、FDISKで仮想HDDに領域を確保です。

A:\FDISK

FAT32を使いたいので、大容量記憶域はサポートしておいて、基本DOS領域を確保。ここで一端再起動します。

で、再起動後、今度は先程の記憶域をFAT32でフォーマットです。ここでもディスク1を使用。

A:\FORMAT C:

フォーマットが終了した後、CD-ROMドライブをマウントし、98のセットアップを起動すれば、後は通常通りの作業にてインストールが完了です。

D:\WIN98\OEMSETUP.EXE


プリンタはつながったものの・・・ [PC]

ようやく念願のHP PSC 2550 PhotsmartのVistaへのインストールが成功はしたんですが、とりあえず有線でつながっています。まぁUSBで試したからなんですが[たらーっ(汗)]

しかし、初心忘るべからずです。PSC 2550はLANでプリンタが共有でき、且つ、Windows XPよりも古い機種にもかかわらず、無線LANに対応しているのです[exclamation×2]

当然ながら対応している無線規格は古く、IEEE802.11bのみの対応。もちろん、IEEE802.11aには対応していないし(この時点で11a対応の機器自体ほとんど無かった)、11gは規格すら出来ていなかったわけで、当然11nなんて遠い未来の空想の世界だった時代です。

そんな無線の石器時代だったので、暗号化に対してもWEP(64bit)とWEP(128bit)にしか対応していないわけで、先日、報道で話題になっていましたが、WEP(128bit)暗号は家庭用のごく一般的なスペックのパソコンで、約10秒で解読できてしまう時代には、セキュリティ機能は皆無といって言いような機種ですが、このままパソコンの横に置いておくのは、かなり邪魔。と言うことで、まぁこんな田舎でわざわざ一般家庭の無線の暗号化を解いて悪さするヤツはいないだろうという思い込みにて、とりあえずWEP(128bit)暗号で接続してみました。

しかし、ワイヤレスモードでのセットアップ中、意外な項目を発見[ひらめき]

何とVista対応ドライバーでインストールしていると、暗号化モードの選択画面で、今までは「なし」か「WEP」のどちらかを選ぶところで、ん?んんん?・・・「WAP」という項目が出現[exclamation×2]

えっ[exclamation]PSC 2550って「WAP」にも対応してんの[exclamation&question]知らんかった~

ちなみにWAPと言うのは、WEPが64bit又は128bitの固定共有鍵を利用したRC4暗号なのに対して、動的共有鍵(常に鍵が変わる)を用いたTKIP(RC4の改良版)暗号を利用することでセキュリティが大幅に増した暗号規格。(固定だと常に同じ鍵なので一度ばれると防げないのに対して、動的なので常に鍵穴が変化することで一度見破られても次はダメという事。)

もちろん「WAP」使いますよ!って事なんですが、たぶん製品の開発時期からして、対応しているのは「WAP1.0」。それにもし「WAP2.0」に対応なら、どちらを使うか選べるはずなので、WAP1.0(TKIP)の設定を親機に設定してから、インストールを始める。

・・・・・。

あれ?つながりません[がく~(落胆した顔)]

無線の設定が完了したというメッセージは出ているものの、プリンタの無線LAN接続を知らせるランプが一向に点灯せず。プリンタ本体からネットワーク状況をプリントアウトしたところ、接続できていないよう。そこでプリンタを再起動させてみましたが、一向につながる気配がない。

なぜ?

とりあえず、親機の設定を見ても間違っているところはないし、不可解です。

いったんプリンタの設定を初期化して、親機をWEP(128bit)暗号に変更。再度プリンタをインストールしてみると、今度は普通に接続完了。テストプリントも出来ました。

なんでだ?なんでだ?

やっぱりWAP自体に対応していないのか?だってXPの時はそんな設定無かったしなぁ[ー(長音記号1)]

とりあえず、WEP(128bit)じゃ不安極まりないですが、まぁいいやって事で、パソコンの横から邪魔にならない部屋の片隅へと移動完了。

おぉいいんじゃないの?Vistaで無線でプリンター。しかも8年くらい前の機種。いいっすね~。

ちなみにわが家は鉄筋コンクリートのハイツなんですが、親機とプリンターの間に障害物はありませんが、電波強度は5段階中の「4」。電波障害に弱い11bなので仕方ないのかもしれないですが、「5」はどういう状況だと出せるんだろうか・・・[たらーっ(汗)]

一応、HPのサポートセンターに問い合わせをしておこうと思います。


プリンターがつながった! [PC]

HP PSC 2550 Photsmartという複合機を長年愛用しているのですが、VistaにOSを変えてからドライバーがインストールできず悩んでいたんですが、先程ようやく接続に成功しました[わーい(嬉しい顔)]

ドライバーがインストールできなかった原因はと言いますと、Internet Explorer 8 BETA 2を入れていたからのよう。

全く気付きませんでした[あせあせ(飛び散る汗)]と言うか入れていたことすら忘れていたので、気付くはずもないんですが[たらーっ(汗)]

もともと、Internet Explorerは、Windows 95全盛期にNetscape Communications社のWEBブラウザであるNetscape Navigatorに対抗するためにMicrosoftが開発した(と言うかNetscapeをパクった)単なるWEBブラウザソフトに過ぎなかったのですが、余りのできのお粗末さ(当時WEBブラウザは表計算とかワープロと同じようにごく当たり前のように有料で販売されていたのですが、IEは無料にする為に作りがテキトーだった)のせいで、全く普及しませんでした。

そこでMicrosoftはOSへの統合をすることで、強制的にIEのシェアを獲得するという手段に打って出たわけです。(現在、この手法は、マイクロソフト社の独占禁止法違反としてIEを強制的にデフォルトのWEBブラウザにする事が禁じられています。)そしてその結果、IEを新しくするとOSは前のままなのに様々なシステムが書き換えられてしまい、多くのソフトウェア(特にドライバーが関係するソフト)でトラブルが多発することになったわけです。

まぁ言い訳としては、IEがOSに統合されているからだって事なんですが、そもそもIE8はBETA版であり、HPもVista SP1対応とは言っても、IE8は知らん、というのは当然。私のミスではあるんですが、いい加減、IEとOSの統合を止めてもらいたいものです。

一応HPの方には報告しておきましたので、IE8が正式に公開された暁には、正常に動作するドライバーが提供されることを期待します。


4GBの壁を越える [PC]

Gavotte RAMDISKで4GBの壁を越えてみました。

使用したパソコンは、Intel Core 2 Extreme CPU Q9650(3.0GHz)を搭載したSONY VAIO Type R master VGC-RM94Sです。

この度晴れてドル安となり、外国製のメモリーが大暴落しておりますので8GBのメモリーを買ってみました。物はTranscend JetRam DDR2-800 Dual Channel 4GB Kitを2パック。お値段は12,000円でした。安くなりましたね~。確か年始だと1枚でこれくらいしてた気がするんですけど、安い店なら1万円切ってますよね。

で、早速起動してみたところ、あっけなく4.65GBのRAMディスクとして認識されました。すげぇ~なぁ。RAMディスクで4GBってありえねぇ~。世の中どうかしちゃってるよね。

とそんなことはどうでも良く、パフォーマンスはと言いますと、

CrystalDiskMark 2.2
Sequential Read : 3684.422 MB/s
Sequential Write : 2348.337 MB/s
Random Read 512KB : 3098.026 MB/s
Random Write 512KB : 2165.974 MB/s
Random Read 4KB : 117.895 MB/s
Random Write 4KB : 111.648 MB/s

計測は、ベンチマーク用にチューニングしたりせず、通常のパソコン環境で行っていますので、もちろんセキュリティソフトも起動中です。ちなみに使用しているソフトは、Kaspersky Internet Security 2009です。良いですよ、このソフト。

しかし圧倒的なパフォーマンスです。最も実用的な使い道として、Firefox 3のキャッシュフォルダに使っています。まさに爆速インターネットです。Firefox 2から3になっただけですごく早くなったんですが、それ以上の体感速度アップで涙チョチョ切れます。とは言っても、4GBもキャッシュに要らないので、Illustratorとか画像編集ソフト、動画関連ソフトの一時フォルダに使ったりもしています。相当にすごいです。

ありがとう、世界のすごいプログラマー。ありがとう、円高ドル安!


Dropboxがやってきた [PC]

自宅でも、会社でも、モバイルでも、いつでも同期させたいデータがあると思います。

でも家を出る前にデスクトップとモバイルを同期させて、会社に着いたらまたまた同期って非現実的で、というか三日坊主どころか想像するだけで余りにも面倒でやる気すら失せると思います。

が、しかし、同期させたいデータは常にあるものですが、そんな事を素晴らしく簡単にできてしまう夢のようなツール、それが「Dropbox」なのです。

Dropboxとは、最近よく耳にする(しない人はしないと思いますけど)オンラインストレージの一種。ただ一般的なオンラインストレージはと言うと、データをアップロードするのにWEBブラウザを開いて、アップしたいファイルを一つ一つ選択してはアップロード。必要なときは逆の操作で一々ダウンロードしては編集が終わったらまたアップ。となんだかやってられません。

ただ中には我らが日本の誇るセカイ的ヨウ酸プラ~スならぬ、世界的JAVA&xml企業JUSTSYSTEMSが提供しているInternet Diskや、その他のWebDAVを用いたフォルダ感覚で使えるものもありますが、有料だったり、無料でも容量が小さすぎたり、転送速度が遅かったり、ストレージの耐障害性がなかったりと不安が一杯。それに複数のパソコンで常に同期するには使い勝手が悪かったりと、結局試してみたもののいつの間にやら「ただの倉庫」と化しているものだと思います。

そんな鬱陶しさを完璧に無くしてくれるのが、この「Dropbox」です。

まず1つ目として、2GBのストレージ容量が無償で提供されること。色んなパソコンでデータを同期させたいという需要は主に仕事上のエクセルのファイルとか、各種アプリケーションの設定データなどだと思うので2GBもあれば十分でしょう。もし容量が足りない場合は50GBが月々9.99ドル(年間契約なら12ヶ月99.99ドルにディスカウント)のプランもあり。今ならドル安で年間プランがお得です。

そして2つ目として、専用のDropboxというツール(Windows版、Mac OS X版、Linux版、iPhone版あり)を利用することで、My Dropboxというフォルダが作成されるので、普通のフォルダと全く同じようにここにデータを放り込むだけでアップが完了します。データのアップロードやダウンロードはバックグラウンドで処理されているようで、ストレス無く利用できますし、ファイルには小さなアイコンが右下に表示され、アップロード中だとか同期中などが一目で分かるようになっています。これが意外に楽しい。

そして3つ目。このMy Dropbox内のデータは常にオンラインと同期されているので、常にどこからでも最新のデータが共有されるのですが、それじゃあオフラインじゃ使えないじゃんって事になるのかと思いきや、オフライン状態では通常のフォルダとして利用でき、もちろんファイルの編集も可能。次にオンラインになったときに同期させるのですが、使い方によってはアップロードする前に別のPCで編集することもあると思います。そういう時でもご安心。Dropboxのストレージには「リビジョン」という概念があって、別々のPCで編集を加えられたファイルはちゃんと別のファイルとして保存されるので安心。仮に保存前に別の場所から上書きしてしまったとしても、WEBサイト上で過去のファイルが読み出せるのが非常に嬉しいところです。これは圧倒的に他のオンラインストレージとは違うところであり、最大の魅力だと思います。履歴が取れるんです!

そして4つ目は、隠れた最大のポイントであるストレージの耐障害性。このサービス、実はあの大手オンラインショッピングサイトの米アマゾンが提供するAmazon S3というストレージサーバーが利用されています。Amazon S3は有料のストレージサーバーサービスなので、もちろん耐障害性はばっちり。サーバーの故障などでデータが消えるなんてリスクはかなり低くなっていますし、レスポンスも非常に良くできています。利用料金は有償のDropboxユーザーの料金とWEBサイト上の広告費でまかなわれているので、無料版ではこの有料のAmazon S3を無料で使えるというお得度満載なサービスなのです。ちなみにデスクトップ上に広告が表示されたりする事は一切無いので、WEBサイトを見なければ、広告に触れることもないのも嬉しい限り。

私は自宅と会社の両方で使っているアプリの設定ファイルの保存先をDropboxに指定して、どこでも同じ環境でアプリを使っています。ブラウザの設定ファイルやブックマーク、メールクライアントのデータ等をDropboxを使うのがお勧めです。あとパスワード管理ソフトのデータなんかもいいかもです。オンライン上のストレージは、先にも述べたようにAmazon S3が利用されているので、通信は128bit SSLで暗号化され、実際のデータもAESで強固に暗号化して保存されているのでセキュリティもばっちりです。まさに言う事なし。

またこのサービスの特徴として、Windowsだけでなく、Mac OS XやLinuxでも利用可能で、さらにはiPhone版もリリースされており、もはや最強のオンラインストレージサービスと言って良いのではないでしょうか。個人的には月1~2ドルくらいのプランで5GBのサービスがあると速攻で有料会員になるんですが。今のところ年間1万円は払えないし、無料版でも容量は十分なのですが、潰れて欲しくないという気持ちで月2ドル払いたい!というところです。

参考ページ
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0806/06/news124.html
http://www.atmarkit.co.jp/news/200704/09/dropbox.html
http://dekiru.impress.co.jp/blog/2008/09/dropbox.html
http://sta-la-sta.com/2008/04/01/328/trackback/


SonicStage V [PC]

ソニーから音楽管理ソフト「SonicStage V」がリリースされました。SonicStageシリーズは、Ver.4で「SonicStage CP」となりWalkman復活の新たなチャレンジとなりましたが、今回Ver.5となり名称もCPからVに変更されGUIが大きく変更されています。

ミュージックプレーヤとしての大きな変更と言うよりも、UI(ユーザーインターフェイス)の改革が目玉のようで、今まで白とどちらかというと明るめのブルーを基調としていたように思いますが、最近のソニーらしくシックなブルーを基調にしたデザインへと変更されています。イメージとしては、ブルーレイの高級感漂う落ち着いた感じでしょうか。

配色は今までのSonicStageシリーズで最高傑作だと思うのですが、アルバム表示においてABCのグループ表示が無くなり、全アーティストが連続で表示されるようになっています。もちろんABCのイニシャルを選ぶことで各グループのみの表示は出来るのですが、今まで何となく全体を眺めていたので少し違和感はあるものの、アルバム選択をすると今まではそのアルバムのみの表示に変わっていたんですが、今回のVer.5ではアルバムの下にツリーとして中身が表示されるようになっていて、これはかなり良いと思いますし、複数のアルバムを開いた状態で一覧表示も出来るので、私の心を鷲掴みです。

その他にもかなりUIに関して改良が加えられていて、5回目のメジャーバージョンアップに相応しい仕上がりになっているのではないでしょうか?

個人的要望としては、ATRACコーデックのチューニングをさらに進めて欲しかったところではあります。してるのかもしれないですけど体感は出来てません。SSE4やマルチコアへの対応をすればもっと高速に変換できるのではないかと想像します。

そう言ったプログラム上の大きな変更と言うところでは、DSEEの微調整が可能になったというところではないでしょうか。私は基本的にCDはATRAC Advanced Losslessで取り込んでいるので、元のデータから劣化しないので必要ないんですが、moraで購入した曲は全てATRAC 132kbpsで非可逆圧縮されているため、CDに比べると音質が落ちてしまっています。ウォークマンに転送して聞いている分に関しては外は雑音も多いですし、そんな超高級イヤホンを使用しているわけではないので問題ないんですが、デスクトップにはそれなりに良いスピーカー付けているので、曲によってはかなり劣化が分かってしまいます。

そこでこのDSEEを使うと、圧縮時に失われた音域をコンピュータの解析によって復活させるというソニーらしいトリッキーな技術な訳ですが、CPでは一律同じ程度にDSEEを効かせていたので、曲によってはやり過ぎていたり、全然効果が出なかったりしていました。今回のバージョンアップでDSEEの強度を調整できるようになったので、それぞれの好みに応じて強弱が付けられるようになりました。全ての楽曲を圧縮状態で取り込んでいる方には朗報ではないでしょうか?当然CPUパワーはそれなりに食いますが・・・。


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プリンタがつながらん [PC]

HP PSC 2550 Photosmartオールインワンという複合機を持っているんですが、パソコンを買い換えてからずっとつなげてなくて、ちょっと趣味?というか暇つぶしというかその程度のもので、コミックとか雑誌を模写するってのを時々やってるんですけど、特に芸術家目指しているわけでもなくて、単純に高校の美術でそういうのをやってたというだけの話なんですが、それを今後の仕事のためにイラストレーターの修業がてらデジタルでやってみようかな?と言う事で、スキャナを使いたくて1年ぶりくらいに複合機を復活させようと朝から頑張ってます。

この複合機だと、プリンタとスキャナが無線LAN経由で使えるので、すごく便利なんですよねぇ。今時は普通なのかもしれないけど、発売当初は画期的だったわけで・・・。

が、しかしです。Vista対応のフルソリューションドライバーがHPの公式サイトで配布されているんですが、途中で強制的にインストールプログラムが終了してしまいます。サポートページを見ても同じ症状のが載ってないし、Vista関係のトラブルシューティングも一通り目を通したんだけど、どうもうまくいきません。

HPのサポート問い合わせにはシリアルナンバーとか購入日だとか色々必須なんですけど、かなり古い機種で全く不明で問い合わせが受け付けてもらえません。悲しいなぁ~。他のメーカーだとメールの問い合わせだったら、保証書とかそう言うのなくても大丈夫なんだけど、やっぱり外資系はサポートが弱い。

その分、安いんだから文句は言えないのかも。はぁ~草臥れる。Vistaになってから自分がパソコン素人に戻った気分です。かなりVistaスキルも上がってきましたが、仕事とプライベート合わせるとWindows 98/2000/XP/VistaにMacOS 9/10と6種類ものOSをカバーしなくちゃならんので、少ない脳みそがそろそろ限界来てるのかもしれないです。

<追記>

Windows Vistaには最初っからPSC2550用のドライバーが内蔵されている事を発見。試してみたんですが、これだとネットワーク経由ではプリンタしか使えなくて、スキャナは使えない。USB接続だといけるんだろうか?でもパソコンの近くに置くスペースないんだよなぁ~。だから無線LANでつないでるのに。


DivX 6.8.4のエンハンスドマルチスレッド [PC]

DivX 6.8.4の実験的SSE4フルサーチに引き続き、エンハンスドマルチスレッドがどれほど有効なものなのかというテストに移りたいと思います。

とその前に、前記事で「実験的SSE4フルサーチ」に関して認識が誤っていたので、訂正したいと思います。

まず、DivXコーデックはVer.6.6.0で既にSSE4がサポートされていました。この時点では、従来のDivXで行われてきた通常の「動き検出機能」に関してSSE4命令に対応してきたわけですが、6.6.1へのマイナーアップデートの段階で、実験的に従来の動き検出機能を「全検索(フルサーチ)型動き検出機能」に変更するモードが追加され、その実験的モードにおいて「SSE2を利用する」と「SSE4を利用する」のオプションが設けられました。これが先に述べた「実験的SSE4フルサーチ」というオプションだったわけです。

したがって、このオプションをオフにしたとしても、動き検出機能が「実験的に搭載されたSSE4対応フルサーチ型」から「SSE4対応の通常モード」へとなるだけで、SSE4が使われなくなることはないという事なのです。

つまり、先の実験において「実験的SSE4フルサーチ」をオンにすると、当然フルサーチの方が重い処理なので、変換時間が長くなるのは当たり前田のクラッカーだったわけです。そして、当然SSE2を使うよりもSSE4を使った方が高速なので、SSE4モードを適応すれば僅かな処理時間の伸びでフルサーチを行えるというわけです。

勉強不足でした。すみません。

と、話を戻しまして、エンハンスドマルチスレッドに関してです。

先程とは別のソースを誤って利用してしまいましたので、単純な時間比較は出来ませんが、内容は同じアニメシリーズで30分×4本の合計2時間のものです。前回はあまり画質が良くなかったので、今回は「エンコーディングプリセット」において「エンコーダーの設定にプリセットを使用」のチェックを入れ、値を「10」にしました(速度を犠牲にしてでも画質を得るモードです)。その他の設定は全く同じですが、実験的SSE4フルサーチはオンにしてSSE4で処理するようにしてあります。

で、これがエンハンスドマルチスレッドのオン/オフの結果になります。

エンハンスドマルチスレッド無効: 1時間21分23秒
エンハンスドマルチスレッド有効: 1時間2分1秒

今回はかなりの差が出ました。私の場合、クアッドコア(4コア)CPUなので、相当の効果が出た模様です。もしかするとクアッドコアにして初めて恩恵に授かったような気がします。

さて、画質はどれほど向上したのでしょうか?

相当の画質アップが見られます。動きの速いシーンなどでもブロックノイズが全くなくなりました。ただ全体的な画素の荒さなどは大きく変わってはいないようです。どちらもホームシアタープロファイルを利用しており、オプションで変換速度よりも画質を優先させただけなので、ビットレートを上げたわけではないので当然と言えば当然の結果なんですが、ブロックノイズが全くなくなっていたのと、全体的にすっきりと見えるようになったので、相当良くなったイメージがあります。

先程とはソースが違うので一概には言えないのですが、SSE4対応のマルチコアCPUを持っているなら、SSE4フルサーチとエンハンスドマルチスレッドをオンにして画質最優先にすれば、ホームシアタープロファイルでもハイビジョンテレビに耐えうる画質を、そこそこの速さで圧縮できるのではないでしょうか?

ちなみにCore 2 Extreme X9650でSSE4フルサーチとエンハンスドマルチスレッドをオンにした状態でも、CPUは70~80%の利用にとどまっていますので、ネットを見たりメールするくらいならエンコード中だとは全く分からないパフォーマンスで使えます。さすがクアッドコアというだけの事はありますね。

去年まではPentium4 2.40CGHzだったので、あのころ動画エンコードなんてすると、他の処理は全く出来ないわ、同じようなソースの変換に5~6時間かそれ以上かかっていたことを思うと、涙ちょちょ切れるうれしさです。


DivX 6.8.4でSSEは有効? [PC]

DVD-VideoをISOイメージで全てバックアップしているんですが、1TBのハードディスクがもうパンク寸前。

アイ・オー・データ機器のネットワーク・メディア・プレーヤ「AVeL Link Player」というハードを持っていて、これを使うとネットワーク越しにパソコンに保存してあるDVD-VideoのISOイメージをテレビで再生できるという優れものなのです。

その為のISOイメージ大量バックアップだったんですが、まぁ言っちゃあなんですが、別にDVD持ってるなら1枚1枚入れ替えてみればいいじゃん?って事につきるので、ハードディスクを新しく買うのもお金もったいなよなぁ~と思うし、そもそも零細企業で地味に働く加重労働者にとって、いくら安くなったとはいえそんなバカスカHDD買う余裕なんてありません。

と言うわけで(最近気付いたんですがこのフレーズ好きだなぁ・・・)、DVD-VideoをAVIファイルで圧縮かけて容量減らしていこうと思い立った訳で、早速DivX 6.8.4で圧縮かけましたところ、まず最初にとりあえずアホ程データがあるので、うちのテレビ(一応格安だけどハイビジョン対応の32型液晶テレビ)でそれなりに美しく見られる圧縮レベルと、その圧縮速度の絡みの最適値を見つけるべく、色々やってみました。

私のパソコンのCPUは2008年1月時点では最強クラスのIntel Core 2 Extreme X9650。まぁ簡単に言うと3GHzという10年前なら驚きのあまり死んでしまうかもしれないくらい神の領域の早さで動作するCPUが4つも入っているスーパーマシン(のはず)なので(ついでにメモリーは4GB搭載)、そう言えばDivXってマルチコア対応してるし、SSE4にも暫定的にではあるものの対応してたよね?って事でその有用性を簡単にテストしてみました。

ソースファイルは、2時間(30分×4本)のアニメをTMPGEnc 4.0 XPressを使用して、DivXのホームシアタープロファイルで圧縮。今回はとりあえず時間もないので基本設定は何も触らずにSSEのテストに集中いたしました。他の設定の詳細は以下の通りです。

認定プロファイル: ホームシアタープロファイルを選択。(DivX認定の再生機器が対応している認定プロフィールから選べば再生が保証されるため選んでいます。パソコンで再生するのであれば、認定プロフィールから選ぶ必要はありません。)
エンコーディングプリセット: エンコーダーの設定にプリセットを使用はオフ(標準設定)。画質を少しでも良くしたい場合はオンにして値を「10」(クオリティ重視)へ、「1」にすると速度最優先になります。
レートコントロールモード: とりあえずテストと言う事で今回は「1パス品質依存」を選択。少しでも画質を良くして尚かつファイルサイズを小さくしたい場合はマルチパスを選択。ただしパスが増えるだけ時間は倍増します(例えば2パスなら2倍、3パスなら3倍)。
実験用SSE4フルサーチ: 今回はこれのテストなので、3通り全てをテストしています。
エンハンスドマルチスレッド: マルチコアCPUの場合、オンにするとより高性能なマルチスレッドが機能する(らしい)です。オフでもCPUがマルチコアなら通常のマルチスレッドは機能します。それがすごくなるという事らしい。次回テストしてみます。
フレームコントロール: ホームシアタープロファイルでは品質保証のため変更できません。
高度なツール: こちらも品質保証のため変更できません。ちなみにプロファイルを利用せずQpelをオンにするとAVel Link Playerでは再生できませんでした(以前に試したことがある)。
ビデオ解像度: リサイズおよび形式変換なし
イメージ処理: 全て標準のまま

結果はと言いますと、SSEを使用しなかったときが「48分44秒」。SSE2を使用したときが「54分45秒」。SSE4を使用したときが「50分18秒」となりました。

SSEへの対応はまだ実験段階と言う事と、ソースによって向き不向きなどがあるらしく、SSEの使用で絶対的に速くなるとは言えないらしいというのを以前どこかで見たことがあるので、そう言うことが関係しているのかもしれませんが、「SSEオプション」は現段階では外しておいてもいいようです。ただSSE2を利用するよりもSSE4の方がまだ高速なようなので、そんなに時間も変わらないので一発の速さに賭けてSSE4をオンにするのも良いかもしれません。私はこれだけのCPUを持っているのに何か悔しいので「とりあえずSSE4はオン」で頑張りたいと思います。
※「実験的SSE4フルサーチ」に関して、後に解釈に誤りがあることに気付きました。事項で改めてその詳細を掲載しておりますが、こちらのページはあくまでもオプションによる違いという事に関しては誤ってはいないので、あえて訂正せずにしておきたいと思います。誤った情報を載せてしまい、申し訳ありませんでした。

時間があればこのあとマルチコア関係の設定も試したと思います。

ちなみにホームシアタープロファイルの標準設定での画質ですが、アニメなのでそこそこ見られます。3倍速のVHSよりは確実に高画質なんですが、動きの速いシーンや色が沢山使われているところなどでは、ブロックノイズが目立ちますが、9割近くは問題なかったですね。ただやはりテレビが良いだけに画質はもう少し上げたいので、1080HDプロファイルで再テストしたいと思います。


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