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大波乱のハンガリーGP予選 [FORMULA 1]

お久しぶりです。

もんのすごくぶりの更新ですが、別に死んでいたわけではありません。まぁ死にかけたのは事実ですけど、それは全く関係なくて、プライベートにお仕事にと大忙し&ちょっぴりネットに飽きていた(相変わらずな私)と言うだけでして、F1はきっちり毎戦チェックしておりました。

2009年F1界は色々ありましたが、とりあえず2010年も今まで通りのF1開催が開催されることとなり、しかも擦った揉んだのとばっちり?なのか新たに3チームも加わることとなり、しばらくF1から離れていたコスワース(フォード)は、いきなりそんなに大量のエンジン受注をして大丈夫なんだろうか?とか心配したり、しなかったりで、また来年も楽しいF1ライフが送れそうだと楽しみです。

しかし、今年は皆さん「つまらん」とか「最悪」だとか言ってましたが、私は非常におもしろく観ているんですが、皆さんは実際のところどうなんでしょうかね?一度世界のF1ファンにアンケートとってみたいところです。今年のF1マシンも私は好きです(BMWを除く。あれはちょっとねぇ)。

と、話をタイトルの話題に戻しまして、夏休み直前のF1「ハンガリーGP」が開幕しました。

今年からフジテレビNEXTでCSHDでの金曜日のフリー走行からフル観戦となったわけですが(資金繰りが大変で家計がピンチです)、Friday Practice 1(略してFP1。ただ土曜日のフリー走行をFP3とおっしゃる某お方の流れで言うと、Free Practice 1って事になるんでしょうかね?まぁとりあえずはFIAの公式な呼び方でいきます。)から前戦絶好調のRED BULL RACINGが影を潜め、さらにその前戦からジリジリと苦戦し始めたBRAWN GP FORMULA 1 TEAMはより以上に影を潜めた中、一時は万年最下位で今年から自身が技術サポートを行っているForce India F1 Teamにさえあっさり負けていた、我らがシルバーアロー、超イケてるイケまくりの「Team McLaren Mercedes」が復活の兆しです。

私の愛するフィンランディアンのキミの影に隠れがちでも、超ベビーフェイスのいわゆるカワイイ系男子「ヘイキ・コバライネン」にも、お猿のモン吉ハミッテルドン、失礼「ルイス・ハミルトン」と同じスペックのマシンが投入で、これでマクラーレンもぶっちぎってくれるだろうと願うばかりですが、そんなハンガリーでの予選では大波乱、波瀾万丈、色々ありすぎて何か超興奮でした。

まぁ皆さん1日遅れのニュースなもんでご存じかと思いますけど、フェラーリのマッサが大クラッシュ!です。

解説者の方々は直後に原因不明と言ってましたが、リプレイ1回目で速攻で分かってしまいました。私すごい?

明らかに黒くてこぶし大の何かが前から飛んできて、マッサの顔面直撃しています。これによって気絶か意識混濁状態か、とにかく操縦困難な状況に陥り、ステアリング操作することなく直撃してしまったんでしょう。

川井ちゃん達は、マッサがマシンの異常に気付き、スロットルを閉じているんだけれどもステアリング操作をしていないから意味不明。それに意識を失っている感じではないとまで言ってましたが、頭はクラッシュ時の頭部・頸椎保護装置であるハンズによって後ろに固定されているので、意識を失ってもしっかり前を見ているように見えるし、ステアリングを握る手はそれまでしっかりと握っていたり、物が当たる瞬間に力が入ってしまったりもするので、あれだけスムーズに直進すれば普通に握ったままに見えても仕方ない。まぁ彼らが見ているモニターは我が家のように32インチのハイビジョン液晶ではなく、小さめのモニターとかなんで気付かないのも無理はないので、彼らは攻めませんが、私は速攻で分かったという自慢をしてみたかったので、とりあえず書いてみた。

実際の原因は、F1通信によると、ブラウンGPのバリチェロのマシン後部のスプリングが脱落し、それをマッサが拾ってしまい跳ねたスプリングがマシンの当たり飛び、それがマッサの頭部を直撃し目眩を起こしマシンを正常にコントロールできなくなってしまった。

スプリングは700~800g程度だそうですが、時速200kmオーバーで走っている事を考えると、衝撃はかなりの物だったに違いなく、ヘルメットをぶち破って左目の上に直撃し、脳挫傷と頭蓋骨骨折の重傷を負っている。

ところでブレーキをかけていた形跡があったが、これはスプリングを踏んだ衝撃でフロントタイヤのブレーキがロックしてしまったからのようだ。

幸か不幸かフロントのブレーキがかかっていたおかげで、ほぼ正面からタイヤバリアに突っ込んだにもかかわらず、彼の命は救われたのかもしれない。頭部の手術は成功し、現在の様態は安定しているようで一安心。ただし決勝には出られないようだ。

これによりQ3が延期されたが、再開後ブラウンGPのマシンはFIAによる厳しいチェックを受けていたため、ジェンソンはQ3の大部分を失っている。まぁ当然と言えば当然。Q3で今度はジェンソンのパーツがすっ飛んで、新たな犠牲者が出ることになれば最悪。

しかし、予選はこの大クラッシュの悲劇を覆すほどの何ともほのぼのとした終了を迎える。

Q3終了間際のグランプリで最も重要かもしれないタイミングで、何と走行車のラップタイムや順位などを管理し表示するタイミングモニターがシステムダウン。

幸いにもアウトプットがダウンしただけで、インプットは正常に作動しており、最後のラップタイムがないなんて事にはならなかったが、予選が終了して各車が戻ってきた段階でも誰が一位なのか順位が分からず、アロンソが帰ってきたドライバーに順に自身のタイムを聞き、みんなでワイワイおしゃべりという近代F1には見られない、何ともアットホームな雰囲気が流れていた。

しかし、やはりハミルトンはハミットルドンで、まぁ聞いて回っているのがアロンソだから?かもしれないが、ワイワイがやがやの中に彼はいなかった・・・。ヘイキは何となくルイスがかわいそうだったのか、彼のそばについていたが、たぶん本当はキミとおしゃべりしたかったに違いない。

と、何とも色々あったハンガリーGPですが、予選の結果は、何と何と、あのフェルナンド・アロンソがトップタイム。さすがです。

相方のネルシーニョはQ3にも進出できていないのに、これがドライバーの差というものなんでしょうか。ルノーはダメダメと言われていますが、車の悪さはドライバーがカバーしてこそナンボだと言うことが改めて証明されました。まぁたぶん燃料搭載量が極めて少ないんでしょうが、それも決勝が始まれば分かります。

1-3までをルノーエンジンが独占するという、今年の全ての解説者の意見をぶっちぎりで覆す結果となって、カルロスゴーンも吃驚なハンガリーGP予選だったのではないでしょうか。


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