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FORMULA 1 GRAND PREMIO DO BRASIL 2008 [FORMULA 1]

2008年F1世界選手権ブラジルGP決勝

まずは、とりあえず順位から。

1st. フェリッペ・マッサ(Ferrari)
2nd. フェルナンド・アロンソ(Renault)
3rd. キミ・ライコネン(Ferrari)
4th. セバスチャン・ベッテル(STR Ferrari)
5th. ルイス・ハミルトン(McLaren Mercedes)
6th. ティモ・グロック(Toyota)
7th. ヘイキ・コバライネン(McLaren Mercedes)
8th. ヤルノ・トゥルーリ(Toyota)
9th. マーク・ウェバー(Red Bull Renault)
10th. ニック・ハイドフェルド(BMW)
11th. ロバート・クビサ(BMW)
12th. ニコ・ロズベルグ(Williams Toyota)
13th. ジェンソン・バトン(Honda)
14th. セバスチャン・ブルデー(STR Ferrari)
15th. ルーベンス・バリチェロ(Honda)
16th. エイドリアン・スーティル(Force India)
17th. 中島一貴(Williams Toyota)
18th. ジャンカルロ・フィジケラ(Force India)

優勝はフェラーリのフェリッペ・マッサ。今シーズン最多勝利ドライバーの栄冠には輝きましたが、1ポイント差でルース・ハミルトンに総合獲得ポイント数で破れ、ワールドチャンピオンの座を獲得するには至りませんでした。

ちなみにラスト3周時点での順位はと言いますと、

1st. フェリッペ・マッサ(Ferrari)
2nd. フェルナンド・アロンソ(Renault)
3rd. キミ・ライコネン(Ferrari)
4th. ティモ・グロック(Toyota)
5th. ルイス・ハミルトン(McLaren Mercedes)
6th. セバスチャン・ベッテル(STR Ferrari)

ラスト10週目当たりから、雨が降りそうになり、下位チームから続々とスタンダード・ウェットにタイヤを交換していったのですが、トヨタのグロックはドライタイヤでステイ。その結果、ルイス・ハミルトンは4位から5位に落ちてしまい、エンジンセーブのために安全走行を続けていたのでベッテルにぴったりくっつかれてしまっていた状況で大ピンチに。ただ抜かれなければ何とかチャンピオンになれるというところで、ベッテルに視線が集中していた訳なんですが、残り2周となったところで、ドライでステイしていたクピサが周回遅れにもかかわらずルイスをパス。これが第1のドラマを生みました。クピサはドライタイヤだったので、その時点で雨はほとんど降っていないこともあって、明らかな速度差がありパスしたのですが、その隙を突いて、何とベッテルがハミルトンをパス。そしてラスト2周となった時、順位は、

1st. フェリッペ・マッサ(Ferrari)
2nd. フェルナンド・アロンソ(Renault)
3rd. キミ・ライコネン(Ferrari)
4th. ティモ・グロック(Toyota)
5th. セバスチャン・ベッテル(STR Ferrari)
6th. ルイス・ハミルトン(McLaren Mercedes)

これでルイスとマッサは同一ポイントとなるわけですが、レギュレーションで同一ポイントの場合は優勝回数の多い方がチャンピオンになると決まっているので、世界中の人々がマッサが母国GPで劇的逆転勝利!かと沸き立ったわけです。そしてルイスは何としてもベッテルをパスしなくてはならなくなったのですが、バックマーカも周りに沢山いる状態で、さらにウェットコンディションと言う事もあり、無理しすぎてリタイアしては何もない。そこでルイスが焦らず落ちつていたのがチャンピオンへの最大の道だったのではないでしょうか。

しかし、そのまま最終周回へと突入。ブラジルのサーキットは大興奮。私もマッサ優勝かと思い興奮していたんですが、なんとなんと、ラスト1周で雨が激しく降ってきた。これでルイスは絶対抜けないだろうと確信し、フェラーリ陣営は沸き立ったわけで、ルイスのファミリーは神に祈りを捧げだし、もう誰もがマッサの勝利を確信していたのですが、忘れていました。

とても重大なことを、みんなが忘れていました。

そう、第2のドラマの立役者。トヨタです。トヨタのグロックです。そうあのグロックです。

彼は、思い出してください。ドライタイヤをステイしていたのです。つまり、ラスト1周の雨に彼は耐えきることが出来なかったのです。誰もが忘れていたころ、マッサはトップチェッカーを受け全員がマッサのチャンピオンを祝い、彼自身も勝利を確信したことでしょう。

が、しかし・・・。が、しかしです。

その10秒後。とんでもない事が。その渦中のグロックが雨で足をすくわれてスローダウン。最終コーナーを前にして、スーティルに抜かれ、そして、なんとハミルトンにもパス!

久しぶりに「え~まじで~!!!」って叫んでしまいました。この瞬間、マッサのチャンピオンの座はルイスへと渡り、マッサは泣いていました。

レース後のポディウムでの彼の表情がとても印象的でした。優勝回数が一番多く、本グランプリでも優勝したマッサ。しかし彼を称える間も、その下でチャンピオンを獲得したルイスが映し出され、雨雲で空は真っ暗になり、まさに印象的なラストレースでした。

このレースのキーマンは、レーススタートで予想通り順位を落としてしまったヘイキ。それをパスしたアロンソとベッテル。素早いドライタイヤへの切り替えでルイスを押さえた超大穴ジャンカルロ・フィジケラ。そして終盤、ドライタイヤをステイしたティモ・グロックとロバート・クビサ。実に目の離せないレースとなり、今年のF1シーズンはとても面白かったと思います。標準ECUが良いのか悪いのかは分かりませんが、エンジンブレーキ・コントロール・システムやトラクション・コントロール・システムが禁止されたことで、非常にドライバーのドライビングテクニックによる差が出ました。また雨のレースが多かったことで、それがより多く現れる結果となりました。また例えエンジン開発が凍結されようとも、レギュレーションの範囲内での熾烈なエンジン開発。カスタマーシャシーの優位性とコストカットとの兼ね合いなど、話題の尽きないシーズンでした。ただ1つ、スーパーアグリがF1撤退を余儀なくされたこと。それだけが悔やまれることでしょう。

現在、FIAはコストカットに夢中であり、その中で標準ECUやエンジン開発の凍結、また2レース1エンジン使用など色々なコストカット案を出してきた中で、唯一カスタマーシャシー案だけが劇的に揺れ動き、シーズンが始まる前は2010年以降のカスタマーシャシー解禁と言われていたにもかかわらず、シーズンが始まる直前当たりから2010年以降のカスタマーシャシー全面禁止の噂が流れ、ついにはスーパーアグリの撤退へと追い込まれたのですが、ここにきて、フォースインディアがマクラーレンのカスタマーカーを来シーズンから使用するなどという噂が流れ始め、コストカットという面からもやはりカスタマーシャシーがOKになるのでは?と言われています。現在、コンコルド協定が結ばれていない状況がこういった混乱を生み出し、プライベーターを追い込んでいることを考えると、来シーズンはレギュレーションの大幅変更と言う事で次世代のF1シーズンが始まるわけです。これに合わせて、きちんとしたF1の方向性と示し、コンコルド協定を集結し、混乱のないシーズンを見たいものですね。


タグ:F1 Formula 1
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