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よく分からないauアップグレードプログラム [DIARY]

KDDIから継続ユーザーの為の新サービス「auアップグレードプログラム(以下UGPと表記)」が発表されましたが、ザックリ聞いていまいち良く分からないので、考察。ちなみに2015年1月22日時点でauの公式サイトには記載がまだないので、あくまでも発表された内容からなので、実際に詳細が公開された時点で多少違いがあるかもしれない。

最新機種への買い替えをサポートする「アップグレードプログラム」の提供について
http://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2015/01/19/865.html

最新機種への買い替えをサポートする「アップグレードプログラム」の提供について<別紙>

http://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2015/01/19/besshi865.html 

まず、 UGPを利用する為には毎月300円のUGP加入料が発生する。またUGPを利用して機種変更した場合、必ず次の端末でもUGPを利用する必要がある。つまりUGPを利用して今回は早期機種変更が出来たけど、そんなにお得でもなかったので次は要らないやって思っても解約出来ない。ただし「次回は要らないや」って思った場合、UGPを利用せずに残高をきちんと払い終えてから機種変更すれば解約は出来るし、割賦の支払いが全て終わった時点でUGPの支払金額は全額ポイントバックされるので損はしない事にはなっている。ただ割賦支払い終了時点で勝手に解約されるのか、それとも300円払い続けて全額ポイントバックされるかなどは現時点では不明です。

では計算。毎月300円を払う、18ヶ月目まではUGP権利を行使出来ないという事、19ヶ月目以降は300円ずつポイントバックされる(実質利用料がかからない)という事を踏まえると、300円×18ヶ月=5,400円が端末代金に上乗せされるという事になる。

つまり、端末残高が5,400円を下回っている場合、例えば私の場合Xperia ULを利用しているが、23ヶ月目の時点で残高が2,835円なのでここで1ヶ月早く早期機種変更をした場合、2,835円分を支払わなく良いが、既に5,400円UPG利用料として払っているので差額の2,565円マイナスになる。

また機種変更とは言うものの、それまで使ってきた端末は強制的に回収される、また端末に正常動作しない不具合がある場合はUGPの権利を行使出来ない事を考えると、実質的には有料の下取りプログラムだと分かる。要は、19ヶ月目以降の端末残高から5,400円を差し引いた金額で下取りしますよ、という事になる。

以上のことから、このUGPでお得に機種変更できるのは下記の条件全てが当てはまるユーザーのみとなる。

  1. 24回払いの割賦販売で端末購入ができる方。一括払いは不可。

  2. 1年半以上端末を継続利用できる方。それより早い機種変更は不可。

  3. 毎月のケータイ支払料金が永久に300円上がりauに人生を捧げる事が出来る方。行使しなければポイントバックされるが、毎月の現金支払いが増えることは間違いない。

  4. 早期機種変更時点で端末残高が5,400円以上残っている方。それより残高が少なければ、UPG利用料金の方が高くなり実質的に損。

  5. 旧機種を手元に置いておきたくなってもスパッと諦められる方。

  6. 1年半以上、端末が回収可能な状態を保ち続けられる物持ちの良い方。壊れたから機種変更は不可。

  7. 一番重要かも知れないが、UGP適用機種が限定されるので、自由に端末を選べなくても気にしない方。今回の対象機種が良くても次回も自分のお気に入り端末があるかは分からない。

なかなか厳しい条件ですが、色々考えていきましょう。

※今使用している機種の機種変更に適応されるサービスではないのでご注意下さい。私の場合、現状でXperia ULを16ヶ月利用していますが、2ヶ月後に機種変更できるようになるという事はありません。 


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